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【第101回全国高校野球選手権大会・埼玉】

<熱球譜>笑顔で声出しチーム鼓舞 春日部共栄3年・上原雅也選手

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 「笑顔でプレーするのが共栄らしさ」。控えの捕手として、ベンチから積極的に声を掛け、チームのムードづくりに努めてきた。

 チームワークの良さにあこがれ、春日部共栄に入学した。ただ、正捕手は中学時代から定評があった石崎聖太郎主将(三年)。自身は足首などを痛め、思うようにプレーできない日々が続いた。それでも「スタンドで応援する部員のためにも、チームにできることをしたい」と持てる力を発揮した。

 練習の際は進んで投手陣の球を受け、左手の指は太くなった。投手のどの球種がいいのかを見極め、共に試合づくりを考えた。石崎捕手は「ベンチに帰るときに最初に迎え入れてくれたのは上原。リードの感想を話してくれて、頼もしかった」と信頼を置く。

 この日は八回2死三塁のピンチで伝令に送られ、「こんな時こそ笑顔で」とチームを鼓舞。力及ばず勝利を逃した際も、チームメートに「最後までやろう」と、応援席へのあいさつやダッグアウトの後片付けを促した。

 「チームのために何ができるか考え抜いた」。3年間やり切ったからこそ、そう言えた。 (森雅貴)

 

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