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【東京歌壇 東京俳壇】

2018年10月14日

【特選の歌】

◆佐佐木幸綱 選

天皇に近き年齢の者として平成の御世の終り悲しも(埼玉県上尾市 清水 昇一)

秋風にたなびく吾子の「ほっといて」受け入れず吾はくそばばあとなる(東京都府中市 野田 鮎子)

◆東直子 選

みなもよりあたまを出せば死者たちの最後の吐息ばかり漂う(埼玉県富士見市 松本 尚樹)

雨の下がよく見える席・ジャポニカの匂いのカップ・過去からの今(神奈川県茅ケ崎市 中森 舞)

【特選の句】

◆小澤實 選

黙黙と栗剥くグレゴリアン聖歌(横浜市鶴見区 田村 朋子)

アルプスへ梯子を掛けて林檎〓ぐ(神奈川県横須賀市 丹羽 利一)

◆石田郷子 選

訪れし人あり土間の烏瓜(千葉県御宿町 岡部ひろし)

八朔も知らず農継ぐこともせず(千葉県野田市 松本八重子)

※〓は椀の左がてへん

 

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