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【東京歌壇 東京俳壇】

2020年2月2日

【特選の歌】

◆佐佐木幸綱 選

木々の枝思いきり良く切られたり広く寂しい冬の校庭(東京都新宿区 田中 順子)

人けなき路地に一軒日の丸を掲げる家あり元旦の朝(東京都中野区 もろ・はこび)

◆東直子 選

右足に霜焼けしている場所があり、そこでこの世と繋がっている(長野県佐久市 いわまむかし)

正月に普段は飲まない母が飲む日本酒が母を染め上げてゆく(東京都江戸川区 内田うさ子)

【特選の句】

◆小澤實 選

弾初や家紋小さき琴袋(神奈川県横須賀市 丹羽 利一)

駅近く前後左右や息白し(川崎市麻生区 青木 爽)

◆石田郷子 選

終らざるこの世の用や去年今年(東京都杉並区 土方けんじ)

着脹(ぶく)れて妻の言葉に素直なり(千葉県成田市 神郡 一成)

 

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