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【神奈川】

小学女児2人がいじめ不登校 横浜市教委が「重大事態」

 横浜市教育委員会は十八日、市立小学校二校で女子児童二人がいじめを受けて不登校になる「いじめ重大事態」があったと公表した。うち一校は市教委への報告に七カ月かかっており、調査した有識者委員会は「校長の危機意識や児童への寄り添いが十分だったか疑問」と指摘した。市教委は再発防止のため、二件の概要をホームページで半年、公開する。

 一校では二〇一五年十一月から、四年生だった女児が同じクラスの複数の女児に意地悪を言われたり、ぶつかられたりし、一六年十二月から四カ月、不登校になった。学校は同年二月にトラブルを把握しながら、市教委に報告したのは九月だった。

 別の学校では、三年の女児が同じクラスの男児二人から暴言や暴行を受け、自分の髪の毛をはさみで切るよう強要された。女児は百日以上欠席した後、転校。上履きにゴキブリの死骸を入れられたとも訴えたが、調査は「いじめ以外の可能性を否定しきれない」とし、いじめと認めなかった。

 市教委の担当者は「両校ともいじめを受けた側への寄り添いが甘かった。本人がいじめと感じたらいじめ。『まだいじめではない』という認識で対応を進めると取り返しがつかなくなる」と話した。(加藤益丈)

 

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