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【神奈川】

遠距離のあなたへ横浜土産「浜恋路」 フェリス女学院大生が開発

浜恋路を手にPRするフェリス女学院大の(左から)宝蔵寺さん、福島さん、榎田百華さん=泉区で

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 フェリス女学院大緑園キャンパス(横浜市泉区)で学ぶ2年生15人が、同市中区元町の和菓子店「香炉庵(あん)」と連携し、一口サイズのもなか「浜恋路(はまこいたび)」を開発した。商品名は、恋愛について詠んだ百人一首の歌に着想を得たという。22日から香炉庵などで販売する。 (志村彰太)

 浜恋路は球形で、キンカン味とコーヒー味がある。3個入り486円、2種類セットは1000円。

 文学部で百人一首などを教えている谷知子教授(和歌文学)が授業の一環で、和菓子の新商品開発に携わろうと企画。昨年、同大本部(中区)に近い香炉庵に打診したところ話がまとまり、学生は1年かけて商品名や外装のデザイン、想定する顧客層などを考えた。

 キンカン味の外装には和泉式部の「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな」、コーヒー味には崇徳院の「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」の歌を印刷した。

 「ざっくり言うと、和泉式部の歌は『今すぐ会いたい』、崇徳院は『別れてもまた会える』という意味」(谷教授)。「崇徳院の歌は、和泉式部への応答のように思えた」と、商品の説明文を書いた福島和奏(わかな)さん(19)。宣伝担当の宝蔵寺日向子(ほうぞうじひなこ)さん(19)は「遠距離の恋人など、離れている人に贈って気持ちを伝えてほしい」とPRした。

 同大は30日午後1〜4時、そごう横浜店(西区)2階「風の広場」で百人一首の魅力を伝えるため、浜恋路の販売会とジャンボかるた大会を開く。参加無料。

 問い合わせは同大企画・広報課=電045(812)9624=へ。

 

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