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【神奈川】

小3女児不明…27年 情報提供求め、両親ビラ 相鉄二俣川駅改札口で

情報提供を呼び掛ける野村香さんの両親と本宿中の生徒(右)=横浜市旭区で

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 一九九一年に行方不明になった当時八歳の野村香さんの父節二さん(70)と母郁子さん(65)が五日、相鉄二俣川駅(横浜市旭区)の改札口で情報提供を求めるビラを配った。香さんが通うはずだった市立本宿中学校の生徒三十七人と旭署員二十三人も参加した。

 小学三年だった香さんは九一年十月一日夕、書道教室に向かうため同区本宿町の自宅を出た後、こつぜんと姿を消した。県警は事件、事故の両面で捜査を進めているが、有力な手がかりはつかめていない。

 この日は午後四時から約三十分、駅の乗降客らにビラを手渡した。節二さんは、香さんの当時の写真と、現在の姿を想像して描かれた似顔絵が入った看板を持って協力を求めた。

 行方不明になって二十七年。両親は毎年、香さんの誕生月の三月と十月に欠かさずビラ配りをしている。節二さんは「ここ二、三年、本当に新しい情報が入ってこない。だんだん忘れられてしまうだろうけど、まだ解決していないということを伝えたい」と訴える。ビラを配った後の一週間は、情報提供の電話を待つため自宅にいるようにしているという。

 一緒に駅頭に立った本宿中三年の前田涼(すず)さん(15)は「小学生の時、同じくらいの年の子がいなくなったと聞いて力になりたいと思った」と話す。同岩崎風果(ふうか)さん(14)は「やれることはあると思って参加した」と語った。情報提供は旭署=電045(361)0110=へ。 (福浦未乃理)

 

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