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【神奈川】

闘う慰安婦の姿追う 映画「沈黙」 茅ケ崎で16日上映

「沈黙」の一場面、左が朴壽南監督

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 旧日本軍の従軍慰安婦だった女性たちが名誉と尊厳の回復を訴えて闘う姿を追った記録映画「沈黙−立ち上がる慰安婦」が十六日、茅ケ崎市民文化会館(茅ケ崎一)で上映される。主催は市民らでつくる上映実行委員会。同市に住む在日朝鮮人二世の朴壽南(パクスナム)監督(83)は「被害者の記憶は永遠に消えない。より多くの人に伝えたい」と語る。 (吉岡潤)

 十代で慰安所に連行された十五人のハルモニ(おばあさん)は一九九四年から来日を重ね、日本政府に謝罪と個人補償を求める活動を続けた。朴監督は、彼女らと行動を共にし、その姿を映像に収めてきた。

 二〇一五年末の慰安婦問題を巡る日韓両政府の「合意」を、朴監督は「当事者不在」と主張。「ハルモニたちの『沈黙』は、自らの尊厳を守るよろいだった」と表現する。思い出したくない記憶。「沈黙を破らせるのが私の責任、歴史を葬ってしまうことはできないと思った」と作品の意味を説く。

 上映は午後二時半、同七時の二回。午後四時半から朴監督の話がある。前売り・予約千円、当日千二百円、学生五百円。問い合わせは、実行委員会=電090(6867)3843=へ。

 

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