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【神奈川】

手話で表現 歌の世界 12月チッタで聴覚障害者イベント

歌に合わせた「手話歌」を披露するtomosukeさん=市役所で

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 聴覚障害者が音楽に合わせて手話やダンスを披露するイベントが十二月一日、川崎市川崎区のクラブチッタで開かれる。歌詞の直訳ではなく、そこに込められた世界観を手話で表現する「手話歌」のパフォーマンスなどがある。出演予定のtomosukeさん(36)=本名・鈴木智輔、横浜市=は「手話で歌の世界を表現できるのが魅力。健聴者にも新しい発見があると思う」と話し、来場を呼び掛けている。 (大平樹)

 イベントは、障害者の自動車運転免許取得に力を入れる教習所「コヤマドライビングスクール」(東京都渋谷区)が、二〇〇四年から毎年開き、今年で十五回目。聴覚障害者や運転を意味する英単語の頭文字などから「D’LIVE(ドライブ)」と名付けている。

 十二日に川崎市役所で会見したtomosukeさんは、十三年連続の出演になる。二歳の時に高熱が二週間続いた影響で、耳がほとんど聞こえなくなり、歌を聴いた記憶はないという。

 この日は、リズムを伝える補助者「カウントマン」の合図を見ながら、流れる歌に合わせて手話で歌詞の内容を表現する様子を実演。「健聴者は歌を全部聴いても、歌詞の意味を深く考えていないイメージがある。手話で表現すると、こういう意味だったのか、と思ってもらえるのではないか」と手話で話した。

 当日は十八組が、手話歌やダンスを披露する。チケットは、チケットぴあなどで販売されている。S席三千円、A席二千五百円(いずれもワンドリンク付き)で全席指定。売り上げの一部は聴覚障害者団体に寄付する。問い合わせは、コヤマドライビングスクール=電03(5459)8815=へ。

 

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