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【神奈川】

市民の関心、怒り、恐れ 専修大で企画展「フランス革命を知ろう!」

来館者が高い関心を示す「マリー・アントワネットに対する死刑判決書」=多摩区の専修大で

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 川崎市多摩区の専修大図書館で、2年ぶり4度目となる企画展「フランス革命を知ろう!」が開かれている。風刺画や貴重な資料など約30点が出品され、うち7点は、過去の企画展で展示されなかったもの。担当者は「革命期の人々の関心のありどころが想像できます」と来場を呼び掛けている。 (安田栄治)

 初出展されているのは、フランスの海外植民地と黒人奴隷制の廃止に関する史料から、文献「『黒人の友の会』の会員一覧」や「アメリカのフランス植民地の奴隷制度と有色自由人についての政治的考察」など七点。これらは奴隷制廃止を訴えたり、逆に、廃止や奴隷貿易禁止に反対する意見を表明した文書。フランス革命期の人々のさまざまな意見を表している。

 大学所蔵のフランス革命関連史料となる「ミシェル・ベルンシュタイン文庫」は総数四万点を超える。その中から貴重な風刺画「山岳派万歳」や「無秩序」などが紹介されている。当時の人々が何を求め、何に怒り、何を恐れていたか想像できるという。

 「ルイ16世の遺言書」や「マリー・アントワネットに対する死刑判決書」なども展示され、訪れる人の関心を誘っている。

 同展は九号館三階の図書館研究室で十一月四日まで。入場無料。午前十一時〜午後四時半。土・日曜、三十日は休館だが、二十日と十一月三、四日は開館(午前十時〜午後三時)。

 問い合わせは同館=電044(911)1274=へ。

 

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