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【神奈川】

西高津中・卓球部顧問、賞状破る 「やる気出させるため」

 川崎市立西高津中学校(高津区)の卓球部顧問を務める五十代の男性教諭が、部が卓球大会で三位に入賞した賞状を生徒の目前で破り捨てていたことが、同校への取材で十九日までに分かった。

 同校によると、大会は二年生が出場した市の新人戦。今月六、七日に区内で行われ、六日の男子団体戦で三位になった。しかし、教諭は表彰式後に会場内で男子選手十人を叱責(しっせき)し、保護者らが見つめる中で賞状を破り捨てた。

 七日の個人戦を控え、教諭は「こんな成績ではだめで、やる気を出させるためにやった」と同校の聞き取りに話した。

 教諭は十五日、卓球部員に「君たちが取った賞状を破いてしまい申し訳ない」と謝罪。同校は十六日、各学級担任が生徒に事情を説明した。十八日には保護者に宛てた「おわび文」を全生徒に配布。その後、全生徒の前で校長と教諭が謝罪した。

 教諭は二〇一四年に同校に赴任して卓球部顧問に。同校の上杉岳啓校長は「いかなる事情があろうと、賞状を破り捨てたことはとんでもないことで申し訳ない。教諭は自分がやったことの過ちの大きさを感じて反省している。顧問を続け、自身を見つめて出直してほしい」と話している。 (安田栄治)

 

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