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【神奈川】

「カード預かる」はサギ! 川崎市、収集車120台で呼び掛け

ニセ電話詐欺への注意を呼び掛けるアナウンスを流しながら市街地を走るごみ収集車=川崎区で

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 被害が拡大するニセ電話詐欺の防止に向け、川崎市は、家庭ごみの収集車を使って注意を呼び掛ける取り組みを始めた。車体にマグネットのシートを貼り、アナウンスのテープを流している。住宅地の細い路地を走る収集車で市民の関心を高める狙いだ。 (大平樹)

 市減量推進課によると、市内全域で収集車を使ってニセ電話詐欺への注意を促すのは初めて。県警川崎市警察部の要請を受け、市防犯協会連合会がシートを作り、市が収集車への貼り付けで協力することになった。

 シートはA4サイズで黄色が基調のデザイン。「キャッシュカード預かる! お金用意して! それはサギ!」などと記している。これを車体の両側に貼り付けた百二十台が、自宅の固定電話を留守番電話に設定することなどを勧めるアナウンスを流しながら、ごみを回収している。十一月二十四日まで実施するという。

車体に貼り付けられたマグネットシート

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 市減量推進課によると、これまでと同様に市民の歌「好きです かわさき 愛の街」のメロディーも流しているが、アナウンスが聞こえやすいように音量を抑えているという。担当者は「街の隅々まで走るごみ回収車は、人の目に触れる機会も多い。被害防止に少しでも貢献できれば」と期待を込めた。

 市内では今年のニセ電話詐欺の被害額が九月末までに二百九十八件計約六億四百万円と、過去最悪のペースになっている。

 

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