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【神奈川】

輝く熟練工芸 鎌倉彫会館50周年、記念の企画展

会館設立時に尽力した作家7人の作品などが並ぶ企画展=鎌倉市で

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 伝統工芸「鎌倉彫」の魅力を発信する「鎌倉彫会館」(鎌倉市小町二)の創立五十周年を記念する式典が二十九日、同会館で開かれた。設立した鎌倉彫協同組合の関係者ら約七十人が節目を祝った。

 鶴岡八幡宮の参道・段葛(かずら)に面する会館は、鎌倉彫の活動拠点として一九六八年六月にオープン。当初は三階建てだったが、鎌倉彫教室の拡大などを受けて四階建てに増設。現在は館内に、資料収集、展示などを行う鎌倉彫資料館やカフェ、ギャラリーなどを備える。

 式典で、組合の岩沢健吾理事は歩みを振り返り、「開館当初、諸先輩方はとても大変だったと思う。感謝の気持ちを忘れないようにしたい」と述べた。後藤尚子館長は「今まで以上に市民や観光客に立ち寄ってもらい、恵まれた立地を生かして文化の発展、交流の場になるよう支援をお願いします」とあいさつした。

 会館の設立時に尽力した作家七人に焦点を当てた企画展「鎌倉彫−昭和を駆け抜けた工人たち」も同日、三階の資料館で始まった。初代館長を務めた後藤俊太郎さん(一九二三〜二〇〇六年)、伊志良不説(いしらふせつ)さん(一九〇七〜八八年)らの名作をはじめ貴重なデッサン、図案など約三十点が並ぶ。

 十二月十六日までで月曜休館。入館料は一般三百円、小中学生百五十円。問い合わせは同資料館=電0467(25)1502=へ。 (北爪三記)

 

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