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【神奈川】

<田中美南のホームタウンかわさき>リーグ制覇、次は皇后杯 「頑張れ」の声援、勇気に

優勝セレモニーで優勝カップを掲げる田中美南選手(中央)=東京都調布市の味の素スタジアム西競技場で

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 私が所属する日テレ・ベレーザが二十七日のAC長野戦に2−1で勝ち、今シーズンのプレナスなでしこリーグの優勝を決めました。これで四連覇となりました。トーナメントで争うプレナスなでしこリーグカップ優勝に続き、今年は二冠を手にしました。

 今シーズンからキャプテンを務めているので責任を感じてきましたが、私としてはキャプテンよりもフォワードとして得点してチームを助ける責任の方を重く受け止めてきました。

 その意味では、優勝に王手をかけて臨んだ二十日のINAC神戸戦を0−0で引き分け、AC長野戦も得点できなかったことは悔しく思っています。

 しかしチームみんなで今シーズンを戦い抜き、四連覇できたのは大きな収穫です。私たちの目標は十一月三日から始まる皇后杯全日本女子選手権でも優勝して三冠を達成することです。来年の元日に行われる皇后杯の決勝戦を目指し、リーグ戦で表れたチームとして反省することや個人の課題をしっかりと受け止め、修正やレベルアップを図っていきたいと思います。

 ところで今回のリーグ優勝への道のりの中で皆さんに心からお礼を申し上げたいことがあります。私は今、川崎市麻生区内のスポーツジムでインストラクターの仕事に就いています。試合のある日やその前日を除き、週三日というペースで働いています。この仕事については次回にでも詳しくお話しするつもりです。

 そのジムの会員の方々が味の素フィールド西が丘(東京都北区)、味の素スタジアム西競技場(東京都調布市)などで行われたホームゲームを観戦して下さったのです。ピッチから観客席を見て「あ、あそこにいる。皆さん、今日も来てくれている」と思うと、うれしかったし、プレーにも気合が入りました。

 ジムでトレーニングのかたわら私のところに駆け寄ってくれて「いつも見ているよ」「今度の試合も頑張れ」と声を掛けて下さる方が日に日に多くなり、どれだけ勇気付けられたか分かりません。

 皇后杯は決勝の会場が大阪府内ですし、それまでも近くの会場で試合が行われることは少ないので観戦するのは難しいと思います。でも、地元川崎の方が一人でも多く試合会場に足を運んで頂ければ気持ちも乗っていけます。皆さん、三冠を目指す私たちを見守ってください。 (随時掲載)

<たなか・みな> 1994年4月28日生まれ。24歳。川崎市宮前区で育ち、5歳からサッカーを始める。宮前平中時代に日テレ・ベレーザ下部組織に所属。県立百合丘高校時代にベレーザに昇格した。ポジションはFW。なでしこリーグでは現在14得点を挙げ、3年連続得点王が濃厚。今年から主将に。なでしこジャパン日本代表。

 

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