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【神奈川】

SUPでめぐる三浦半島戦争遺跡 横須賀の会社 来春実施に向け油壺湾で試行ツアー

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 海に浮かべたボードの上に立ち、パドルをこいで移動するスポーツ「スタンドアップパドル」(SUP)で、三浦半島の歴史遺構を巡るツアーを、横須賀市のSUPスクール運営会社「H2スポーツクリエイション」が企画している。特攻船艇の基地があった小網代湾や、ペリーが来航した浦賀などを候補地に、来春のスタートを目指す。 (福田真悟)

 首都防衛のために作られた砲台など、半島の沿岸部に歴史的遺構が多いことに着目。参加者は1人乗りか8人乗りのボードに乗り、同行するガイドの解説を無線機で聞きながら、決められたコースを巡る。初心者向けに、指導の時間を組み込んだパックツアーも検討している。

 本格開催に向け同社は27日、三浦市の油壺湾周辺でツアーを試行。太平洋戦争で旧日本海軍が特攻基地にしていた東京大の臨海研究所や、特攻船艇が隠されていたという洞窟などを巡るコースを設定し、男女9人が参加した=写真。

 参加者は、浜辺でガイドによる油壺の歴史の解説を聞いてから、パドルの使い方をインストラクターに教わった。その後、湾内でSUPを体験し、バランスの取り方などを練習した。強風で波が高く、コースには出られず終わったが、ガイド役の「東京湾要塞(ようさい)研究家」のデビット佐藤さん(59)は「特攻船艇が隠されていた海岸沿いの洞窟など、三浦半島には陸上からだと見づらい戦争遺跡も多い。戦争など歴史に関心の薄い若者らが、興味を持つきっかけになれば」とツアーに期待を寄せた。

 問い合わせは同社の原良一社長=電090(7207)5124=へ。

 

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