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【神奈川】

「龍門グループ」李社長が出版 中華街の歴史を映す

自身の半生をまとめた本を持つ李さん=中区で

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 横浜中華街(横浜市中区)でホテルと飲食店を展開する「龍門グループ」の社長で、横浜中華街発展会協同組合前理事長の李宏道さん(59)の半生などをまとめた「家業から100年企業へ」(日経BP社)が出版された。中華街の歴史の一部を成してきた同社の記録を「次の世代に残したい」と、李さんが外部筆者に執筆を依頼した。

 同社は、一九五九年に李さんの両親が設立した飲食店「重慶飯店」と、八一年に開館した横浜中華街で最古参のホテル「ローズホテル横浜」を運営。李さんは八〇年代から経営に関わり、同ホテルの年間売上高の二倍に当たる百億円の借金を抱え「給料も払えない」苦境から、ブランド戦略と効率化で経営を再建した。その後、月餅(げっぺい)や番餅(ばんぴん)を中華街名物の土産として販売し、成功をつかんだ経緯などを本に盛り込んだ。二百四十四ページ、千六百二十円。

 李さんは、三期六年務めた同組合理事長を今年五月に退任したが、「日本で事業をさせてもらっている感謝の気持ちは常に持っている。今後も信義と礼節を大切に、街に尽くしたい」と話した。 (志村彰太)

 

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