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【神奈川】

世界で躍動 2種目「金」 百合丘高2年・河合さんに川崎市スポーツ特別賞

ユース五輪で優勝した河合さん=市役所で

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 アルゼンチン・ブエノスアイレスで十月に行われたユース五輪のブレイキン(ブレークダンス)で、二種目で優勝した県立百合丘高二年(川崎市多摩区)の河合来夢(らむ)さん(17)=横浜市青葉区=が六日、川崎市役所を訪れ金メダル獲得を報告した。河合さんは市スポーツ特別賞を贈られ「皆が応援してくれたことが支えになった」と笑顔を浮かべた。 (大平樹)

 ユース五輪は原則十五〜十八歳のアスリートが対象の国際大会。ブレイキンはブエノスアイレス大会から正式種目になった。河合さんが優勝したのは女子個人と、他国の男子と組む男女・国混合。

 日本ダンススポーツ連盟によると、河合さんは女子個人の本選で、決勝まで相手に一ポイントも許さない圧勝だった。男女・国混合は、男子個人で最下位だったベトナム人選手と組んだものの見事な結果につなげた。

 河合さんは九月上旬、市内での練習中に右肩を亜脱臼するけがを負ったという。ユース五輪には痛みをテーピングで紛らわせて臨んだ。

 市役所であった市スポーツ特別賞の贈呈式では「(川崎市で五月にあった)世界選手権の方が緊張した」と話し、ユース五輪は体調は万全ではなかったが「気持ちは百パーセントだった」と振り返った。河合さんはダンスを続けながら、体育教員になるため大学進学を検討しているという。

 福田紀彦市長は「期待に応えてくれた。おめでとう」と祝福した。市は、JR武蔵溝ノ口駅前など、市内にブレークダンスを踊る若者らが集まる場所があることなどから、若者文化の発信を通じたまちづくりを進めている。

 世界大会や国内大会で好成績を挙げた個人や団体に、市スポーツ特別賞を贈っており、河合さんの受賞は最年少。

 同連盟によると、ブレイキンは二〇二四年のパリ五輪で正式種目に採用される可能性がある。

 

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