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【神奈川】

フロンターレ連覇 PVでサポーター歓喜「声援が後押し」

川崎フロンターレのリーグ連覇が決まり、水色のテープを投げて喜ぶサポーターたち

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 一斉に投げ込まれた水色の紙テープが、川崎の空に舞った。サッカーJ1のリーグ連覇を成し遂げた川崎フロンターレの選手たちに、地元川崎から声援を送ったサポーターたち。「みんなでつかんだ二連覇だ」。ハイタッチを交わし、タオルを振りながら、大画面の向こうの選手とともに喜びを分かち合った。 (石川修巳)

 十日、川崎市高津区の洗足学園音楽大学であったセレッソ大阪戦のパブリックビューイング(PV)会場。縦三メートル、横五メートルの画面の前に、千百人余のサポーターたちが集まった。

 この日は、悲喜こもごもの試合展開だった。相手に先制されて悲鳴を上げ、同点に追いついて歓喜に沸き、勝ち越されてまた悲鳴…。セレッソ大阪に1対2で敗れたものの、これまで一つ一つ勝利を積み重ねて成し遂げた連覇に、最後は大歓声に包まれた。

 「サポーターの声援は、必ず選手たちの後押しになる。そう信じていますから」。多摩区の会社員大槻百合子さん(47)は、仕事のため出向けなかった敵地の大阪にも届くように、ひときわ声を張り上げた。

 優勝を目前にしながら二位に終わることが続き、「シルバーコレクター」ともやゆされたフロンターレ。その悔しさも、ともに分かち合ってきた大槻さんが目を細めた。「目の前でとれないことが、ずっとでしたから…。けれど、本当に強くなった」

 「連覇」というプラカードを家族で手作りした幸区の小学五年生、小林聖直(せな)君(11)は、喜びを簡潔に表現してみせた。「サイコー!」

1100人のサポーターが地元川崎から声援を送ったパブリックビューイング会場=いずれも高津区の洗足学園音楽大学で

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 母の知子さん(42)も、聖直君とともにホームの等々力陸上競技場(中原区)に通ううち、熱心なサポーターに。「親しみやすいし、選手とサポーターとの近さがいい」。その一体感こそが、このチームの魅力なのだという。

 「次の目標は三連覇。まだまだ、やることはいっぱいある」。大画面に映し出された中村憲剛(けんご)選手がインタビューでそう語ると、会場がまた沸き返った。

◆福田紀彦市長コメント 151万市民に喜びと希望

 優勝おめでとうございます。昨シーズンの初優勝に続き見事連覇を成し遂げられたこと、たいへんうれしく心から誇りに感じています。川崎フロンターレの活躍は街に元気を与え、151万市民に喜びと希望を与えてくれます。これからも素晴らしいプレーで私たちを魅了し、川崎市を大いに盛り上げていただけることを願っています。

 

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