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【神奈川】

目的地で返せるシェアサイクル 2地域で川崎市が実証実験

市内でも展開するハローサイクリングのポート=川崎区で

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 川崎市は来年三月、川崎区と多摩区で、自転車を借りて目的地で乗り捨てられるシェアサイクルの実証実験を始める。観光客が複数の施設間を移動したり、市民が電車やバスで移動困難な地域で使ったりすることを期待している。利用状況などを考慮し、市内全域で実施できるか判断する。 (大平樹)

 市によると、市内の一部地域ではソフトバンクのグループ会社が「ハローサイクリング」というシェアサイクルサービスを展開しているが、市が実施するのは初めて。

 市の説明では、実施地域は多摩区が小田急線の登戸、向ケ丘遊園の両駅周辺で、川崎区は京急大師線の小島新田、産業道路の両駅周辺。前者は、藤子・F・不二雄ミュージアムや生田緑地など、駅から少し離れた観光地間の移動手段になることを想定。後者は、京急大師線の駅から、先端技術の研究機関などが集まる殿町地区への移動を便利にする目的。

 シェアサイクルは、レンタサイクルと異なり、借りた場所とは違う場所で返せるのが特徴。市は、借りたり返したりできる集積所(ポート)を、多摩区で十九カ所、川崎区で十四カ所用意する計画。

 今月中旬に事業者を募り、提案を比較して来年一月に事業者を決定。来年三月から二年間、実証実験する。市はこの間、東京都大田区や世田谷区などと共同で、多摩川沿いでシェアサイクルの社会実験も行う予定で、市単独の実証実験と合わせて効果を検証した上で、今後の方針を決める。

 市自転車利活用推進室の担当者は「シェアサイクルが普及すれば自転車を持つ人が減るので、駅前の放置自転車が減ることも期待している」と説明した。

 

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