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【神奈川】

茅ケ崎市長選 候補者の横顔

 十一日に告示された茅ケ崎市長選は、いずれも無所属新人の三人が、十八日の投票に向けて舌戦を繰り広げている。各候補の横顔を紹介する。 (吉岡潤)=届け出順

◆桂秀光(かつら・ひでみつ)さん(62)無新

 国際人をつくる都市に

 告示後、第一声の場所に小学校六年から高校二年まで過ごした団地を選んだ。「庶民のための政治」を志す考えからだ。市長選に挑むのは四度目。「世の中を変えたい。そのためには、既得権益とつながる政党や組織に関係なく当選しなければ自由にものが言えない」と声を大きくする。

 インドの大学で講師を務め、年の半分以上を海外で暮らす。「日本を離れていると心が自由になる」。茅ケ崎を「国際人をつくる国際都市にしたい」と思い描き、高校生の交換留学生制度や外国出身者を受け入れる医科大学の創設、海外企業の誘致を提唱する。

 「世の中を良くするには税金を下げればいい。平和にもなる」が持論。「信頼のおける行政」をうたい文句にして「無駄を減らす。新しい施設は造らない。財政が苦しいという前に市長や議員の給料を下げたらいい」と言い切る。

◆佐藤光(さとう・ひかる)さん(49)無新=自公

 子育て支援強化に注力

 県議として五期、十九年六カ月。議長も務めた。来年四月に予定されていた市長選に出馬すると七月に決めていた。服部信明市長の急逝を受け、「茅ケ崎にはポテンシャルがある。もっと輝けるまちにしたい」と名乗りを上げた。

 父冨士夫さんは元市議。県議、市長を務めた故添田高明さんに「政治の勉強をするなら」と河野洋平さん(元衆院議長)を紹介され、秘書に。続いて秘書を務めた河野太郎・現外相の行動力に刺激され、二十九歳で県議選に挑んだ。

 当面は服部市政を継承しつつ、子育て支援の強化などに取り組む構え。一方、道の駅については「内容を再検討したい」と慎重な姿勢も。「茅ケ崎は、海も里山もいい。自慢したいところがいっぱいある。PRしたい」と力が入る。「地元の人にも、もっともっと茅ケ崎を大好きになってもらいたい」と意気込む。

◆鈴木毅(すずき・たけし)さん(63)無新=立由社

 女性の権利や活動応援

 前回市長選では、「多選は腐敗の元」と服部信明市長(当時)の四選阻止を旗印に出馬した。約三万一千票を得たものの、約一万三千票差で服部市長に敗れた。今回、対決の構図は異なっても、「財政を圧迫するハコモノから市民生活を第一とする市政への転換」を幹にする姿勢は同じだ。

 前回の挑戦以降、市民団体、特に女性グループと対話する機会が多かったという。「茅ケ崎を女性の権利や活動を積極的に応援する代表的な都市にしたい。そこが私の考えの中でバージョンアップした部分」

 市内で気に入っている名所は、漁港沖合のえぼし岩。サザンオールスターズの歌でおなじみの茅ケ崎の代名詞だ。戦後、米軍の演習で砲撃の標的にされて形が変わったとされる。「観光のシンボルであると同時に、戦争の愚かさや悲惨さも説明できる。正と負を合わせた場所」と解説する。

 

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