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【神奈川】

県、城ケ島の観光客増目指し 大橋の通行料を将来無料化

会見で握手をする(左から)加藤さん、吉田市長、黒岩知事、京急電鉄の原田一之社長=県庁で

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 城ケ島(三浦市)の観光客増加につなげようと、黒岩祐治知事は十三日、県庁で記者会見し、島と三浦半島を結ぶ城ケ島大橋の通行料を将来的に無料にすると明らかにした。城ケ島京急ホテルの建て替えが決まるなど、地元の活性化に向けた動きがまとまったのを受けて判断した。時期は未定。 (加藤益丈)

 県によると、大橋は一九六〇年に完成し、全長五百七十五メートル。島民は無料、観光客ら島外の利用者は、車両の種類により往復五十〜五百三十円の通行料(渡橋料)がかかる。

 七〇年ごろに二百万人を超えた城ケ島を訪れる観光客は、二〇一一年には百万人を切るなど低迷。昨年約百四十万人にまで戻ったが、さらなる回復を目指して無料化を求める声が地元観光業者を中心に上がっていた。

 同ホテルは一九六五年開業で、客室や露天風呂から海が見える眺望と名物のマグロ料理を売りに、首都圏からの修学旅行生や年配客らが利用している。ホテルを運営する京急電鉄は二〇二二年をめどに現在(三十室)とほぼ同規模で建て替え、より質の高いサービスの提供を目指すという。

 観光地としての魅力を高めるため、地元観光業者と住民、京急、県、市でつくる協議会も島内の商店街の景観を統一し、広場を整備するなどとする構想を策定済み。吉田英男市長と共に会見に出席した城ケ島区長の加藤治彦さんは「(大橋の)無料化は長年の念願だった。少しでも多くの観光客を呼べるよう京急や市と一生懸命、努力する」と語った。

 

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