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【神奈川】

川崎市、風疹の予防接種強化 来月から30〜50代男性の検査を無料に

 首都圏で患者が増えている風疹の予防接種を進めようと、川崎市は十二月から、患者が多い三十〜五十代の男性の抗体検査を無料にする。これまでは妊娠を望む女性とそのパートナーに限ってきたが、対象を広げることにした。市内でも患者数が急増しており、本格的な流行が始まる前に患者数を抑える狙い。 (大平樹)

 風疹は妊婦がかかると、胎児に先天性障害などの影響が出る恐れがある。一方、三十〜五十代には抗体が十分ではない人が多い。特に男性に多く、市内の患者の八割を占める。

 市は二十六日に開会する市議会定例会に、事業費八千万円を盛り込んだ補正予算案を提出する。抗体検査の無料対象を三十〜五十代に広げ、抗体が十分でない場合は予防接種費用の一部を負担する。

 市によると、市内の患者数は十一日時点で八十二人。年間で一けた台が続いた二〇一五〜一七年に比べて急増している。流行した一三年は全国で五百人に上ったが、市が緊急対策で予防接種を進めたことで、全国に比べて少なく抑えられたという。福田紀彦市長は十九日の定例会見で「来年度への影響も出てくる。先手先手の対応をしていく」と述べた。

 補正予算案は一般会計の総額が八億八百万円。風疹対策のほか、四月に設立した「子ども・若者応援基金」の積立金を三千五百万円増額する。九月に市内の個人から三千万円の大口寄付があったという。

 

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