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【神奈川】

マニア必聴、新幹線裏話 開業時の一番列車 運転士2人が披露

当時の「ひかり」の行き先表示板のレプリカを持ち、イベントのPRをする関さん(左から3人目)ら=山北町で

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 東海道新幹線の開業時に運転した関亀夫さん(85)と大石和太郎さん(85)らによるトークイベントが23日、山北町役場隣の町立生涯学習センターで開かれる。2人は1964年10月1日、新大阪発東京行き「ひかり」の一番列車を担当。「どんな鉄道マニアも知らない裏話をする」とアピールしている。 (西岡聖雄)

 一番列車は前半を大石さん、後半を関さんが運転。関さんは「試運転中はよく停電したが、本番のトラブルはなかった」と振り返る。食堂車に備えた速度計を見ようと人があふれたため、時折二百キロにまで加速して乗客を盛り上げた。予定より早く着きそうになり、東京駅の手前で徐行。定時に到着すると、ビル街の人や在来線の乗客が新幹線に手を振っていたという。

 イベントは午後二時半〜四時二十分。「蒸気機関車再び」のパネルディスカッションに続き、「新幹線開業と東京五輪」と題したトークショーに移る。入場料三百円。初代0系新幹線の先端部のカバーと座席も展示する。

 同町在住の関さんが会長を務め、鉄道愛好家らでつくる「山北町鉄道公園D52線路延伸協議会」の主催。同会は、JR山北駅近くの山北鉄道公園に国内で唯一、動く状態で保存されているD52形蒸気機関車(SL)の線路(十二メートル)の延長を目指している。

 同駅は昭和初期に丹那トンネル(静岡県熱海市など)が開通して東海道線が現ルートに変わるまで、山を越える際の拠点駅だった。町などは往時のにぎわいを取り戻そうと二年前、D52を半世紀ぶりに復活させ、圧縮空気を動力に定期的に動かしている。当日も、町産業まつりの一環で三回動く。イベントの問い合わせは事務局=電090(8728)9153=へ。

 

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