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【神奈川】

川崎市の年齢別人口割合 75歳以上、初の2桁 高齢化じわり

マンションなどの高層ビルが立ち並ぶ武蔵小杉駅周辺=中原区で、本社ヘリ「あさづる」から

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 川崎市内に住む七十五歳以上の割合は十月一日の時点で10・0%となり、初めて二桁の大台に乗った。市統計情報課によると、七十五歳以上の割合は、記録が残る一九七五年(1・2%)以降増え続けている。全国平均(14・2%)より低いものの、川崎でもじわじわと高齢化が進んでいることが浮き彫りになった。 (大平樹)

 市が今月六日に公表した「年齢別人口」によると、人口は百五十一万六千四百八十三人で、前年と比べて約一万三千人増えた。十四歳以下の「年少人口」、十五〜六十四歳の「生産年齢人口」、六十五歳以上の「老年人口」は、いずれも増加した。

 このうち老年人口は伸びが大きく、割合は前年比0・1%増の20・2%。年少人口(12・5%)と生産年齢人口(67・3%)の割合はいずれも減った。

 区別では、老年人口が最も高いのは麻生区で23・4%。最も低い中原区(15・3%)と8ポイント以上の差があり、地域による高齢化率の濃淡も鮮明になった。現役世代に当たる生産年齢人口は、一九九四年以降二十五年連続で減少。老年人口と対照的に、中原区が71・7%で最も高く、最低は麻生区の63・5%だった。

 中原区は、JR横須賀線武蔵小杉駅が二〇一〇年に開業し、交通利便性が高まったことなどが人気を集めている。駅周辺に林立した高層マンションには、子育て世帯を中心に移り住む人が多く、市全体の人口増加を押し上げている。麻生区は長年定住する人が多く、今後も高齢化が進むことが見込まれている。

 市の推計では、二〇三〇年に人口がピークの百五十八万六千九百人に達し、このうち七十五歳以上は13・8%を占める。その後、人口が減少に転じた後も七十五歳以上の割合は増え続け、六〇年に22・1%に達するとしている。

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