東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

防火建築帯 芸術の拠点に 横浜、入居の作家らが作品展

屋上に展示されている土の立体芸術と、床に付けられた足跡の作品=横浜市中区で

写真

 戦後の復興期から高度成長期にかけ、火災の延焼防止を目的として横浜市中区の関内地区に建てられた「防火建築帯」の一つ「住吉町新井ビル」(住吉町三)が芸術拠点として再整備され、国内外の芸術家による作品展「交差する平行線」が開かれている。

 一九六一年築の同ビルは一階が飲食店、二階が事務所と商店、三〜四階が住居になっている。老朽化が進み、三階は少なくとも五年前から全六部屋が空き室だった。

 市は防火建築帯を、横浜の建築史を知る上で重要な建物と位置付け、建築家や芸術家に同ビルへの入居と改装をしてもらう事業を二年前に開始。現在、三階全部屋が建築家の事務所などとして使われ、来年度以降は四階も対象にする。

 作品展は入居者の池田直哉さん(36)と、池田さんの知人で芸術イベントの企画などをしているタムラ・マサミチさん(37)らが計画した。フランスの芸術団体「エシャンジャー22」に所属する八人が、同ビルの印象を基に立体芸術などの作品を制作。三階〜屋上に並べた。池田さんは「防火建築帯の価値を知るきっかけにしてほしい」と話した。

 入場無料で二十三〜二十五日、三十日〜十二月二日の午後三〜八時に入場できる(最終日は午後六時まで)。詳細は同団体のホームページ(「交差する平行線」で検索)から。 (志村彰太)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報