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【神奈川】

<田中美南のホームタウンかわさき>スポーツクラブの仕事 人と接して自分も成長

女性会員を指導する田中美南さん=麻生区で

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 なでしこリーグは全日程を終了し、私はフォワードとして15得点を挙げて三年連続得点王になることができました。そして初めて最優秀選手賞をいただきました。

 得点王は、チームで一番ゴールに近いポジションをやらせてもらっているので獲得できたのだと思います。最優秀選手賞はうれしさよりも、いただいていいのかという気持ちが大きいのですが、チームの仲間、支えてくださった関係者、ファンの方々のおかげと感謝しています。賞に恥じることなく、選手として人として、精進していきたいと思います。

 サッカーに打ち込むかたわら、川崎市麻生区のスポーツクラブ「ティップネス新百合ケ丘店」でインストラクターをしています。二〇一七年四月から始めたので一年八カ月が過ぎようとしています。

 いろいろな方と接することができるので楽しくやらせてもらっています。お年寄りの方が多いのでトレーニングの内容や強度を調整する必要がある上、伝え方もなかなか難しいです。若いときからスポーツをされていた方と、そうでない方とでは伝え方も変わってくるのです。

 スクワット(脚を肩幅ほど開き、直立した姿勢からお尻をかかと付近まで下ろして元に戻す)をするとき「膝を出さないでお尻を下ろしてください」と伝えても「それどういうこと?」などと言われます。

 前傾姿勢にならず、なるべく背中を垂直にしてお尻を下ろす方が下半身の強化に効果があるので膝を出さないでと言うのですが、伝わりにくいこともあるので、言葉の選び方など、勉強しなければならないことがたくさん出てくるのです。

 ティップネスにお世話になるようになり、私自身も体幹トレーニングなどを体験して体の細かい部分、繊細なところを鍛えることが、どれだけサッカーのプレーにも重要なことか分かるようになりました。

 それまで効果があるのか半信半疑でしたが、今はこの動きができるのはトレーニングのおかげと確信できるようになり、インストラクターとしても自信になっています。

 脚が弱くなっていたご婦人が、今ではスクワットを何回もできるようになりました。彼女の意気込みに触れると、うれしくなります。そんな方々に囲まれている仕事は私にとって財産です。(随時掲載)

◆サイン入りTシャツ 3人にプレゼント

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 なでしこリーグ四連覇を記念した日テレ・ベレーザの優勝Tシャツに田中美南選手がサインを入れて読者三人にプレゼントします。希望者は、はがきか電子メールに「田中美南選手のサイン入りTシャツ希望」、住所、氏名、電話番号、希望サイズ(S、M、L、XL)を明記し、川崎支局(題字下の住所、メールアドレス)へ。十二月一日の消印(メール到着)有効。当選者の発表はTシャツの発送をもってかえます。

<たなか・みな> 1994年4月28日生まれ。24歳。川崎市宮前区で育ち、5歳からサッカーを始める。宮前平中時代に日テレ・ベレーザの育成組織に所属。県立百合丘高校時代にベレーザに昇格した。ポジションはFWで、今年から主将を務める。なでしこリーグでは3年連続得点王に輝き、最優秀選手賞を受賞。なでしこジャパン日本代表。

 

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