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【神奈川】

芸術イベント 障害者参加へ環境を 横浜で講座「内容や告知方法も工夫必要」

ソーシャルサーカスを体験する参加者ら=横浜市中区で

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 障害者も芸術イベントに気兼ねなく参加できる環境づくりを目指す講座が23日、横浜市中区の象の鼻テラスであった。2020年東京五輪・パラリンピックに合わせて国が行っている文化プログラムで、行政や福祉関係者ら約100人が参加した。

 市内で14年と17年に障害者アートの芸術祭「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」を開いたNPO法人「スローレーベル」(神奈川区)などの主催。スローレーベルは15年から、障害者が芸術イベントに円滑に参加するための専門人材の育成を手掛ける。

 登壇した栗栖良依代表は、専門人材が必要な理由として、障害者から「1人では会場に来られない」「イベントの情報が入手できない」「健常者と一緒に参加することに不安がある」といった声があることを紹介。障害者介助に加え、イベント内容や告知方法も工夫するよう求めた。

 その上で「参加したい障害者と受け入れる側が互いに歩み寄ることが大事」と強調。「障害者は社会参加を諦めるのではなく足を運び、受け入れる側も何が必要か考えるべきだ」と訴えた。

 講座では、障害者が参加しやすいイベントの例として、円の形に広げたロープなどを使って大勢の人でバランスを取りながら遊ぶ「ソーシャルサーカス」を挙げた。実際に、障害者と健常者双方の参加者が息を合わせてロープを引っ張り、倒れないことを体験していた。(志村彰太)

 

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