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【神奈川】

小〜高校生お薦めの一冊 鎌倉市の図書館「ポップ大賞」過去最多65点

展示されているポップ大賞の応募作品=鎌倉市の腰越図書館で

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 鎌倉市内の小中学生と高校生から、お薦めの本を紹介する手作りの「POP(ポップ)」を募集した「ポップ大賞」の受賞作品が決まった。九年目の今年は過去最多の六十五点の力作が寄せられ、市内の図書館で三十日まで展示している。

 市図書館が募集するポップ大賞は、子どもたちがお互いに本を薦め合い、本の情報を共有するきっかけにと二〇一〇年に始まった。今回は、選んだ本を薦める言葉やお薦めのシーンなどを、A5判の用紙に自由に表現してもらうポップを募り、小学一年生から高校一年生までの応募があった。

 図書館やホームページで作品を紹介し、「その本を読みたくなったポップ」への投票を呼び掛けたところ、来館者ら百八人が参加。大賞には、「黒魔女さんの修学旅行」(講談社青い鳥文庫)の主人公をイラストで丁寧に描き、「ギャグあり、涙あり、感動ありの大人気シリーズです」と紹介したポップが選ばれた。

 応募作品はそれぞれの個性が光る。夏目漱石の「夢十夜」を紹介したポップは、黒地に白っぽい字で書名を大きく描き、「十個の夢の物語 あなたはどの夢が好きですか?」と問い掛ける。腰越図書館の中野陽子館長は「ポップで取り上げられた本を借りていく姿もよく見掛ける。同世代だけでなく大人も、人が『面白かった』という本を知ることが、まずは面白いのだと思う」と話す。

 市内の図書館五館のうち中央、大船、深沢、腰越は全作品を、玉縄は受賞作品を展示中。 (北爪三記)

 

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