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【神奈川】

県課題解決に若者の意見を 「県政トークルーム」コーナー設置

ポリポリを開発した伊藤社長=中区で

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 県は、有権者らと政治家が社会問題について語り合うことができるスマートフォンアプリ「PoliPoli」(ポリポリ)に、「県政トークルーム」というコーナーを設置した。ポリポリは若年層の利用が多く、県は課題解決に若い世代の意見を採り入れることを期待。アプリ開発会社のポリポリ(相模原市中央区)は、行政が関わることで健全な言論空間をつくることを目指している。 (志村彰太)

 同社は今年二月、慶応大二年の伊藤和真さん(19)らが創業し、七月に無料iPhone用アプリを公開。利用者は約八千人で、二十代が多いという。

 利用者は、議論したい話題のコーナーを設置して意見を交わしたり、政治家に質問したりできる。政治家は一般利用者とは別に登録し、利用者との意見交換のほか、自身の政策をアピールできるコーナーがある。

 投稿には賛同を示す「いいね」を付けることができ、賛同の多い投稿が優先的に表示される。同社は極端な意見には賛同が集まらず表示されにくくなるため、「炎上」は少ないとみる。将来的には、賛同の多い利用者に政治家への「献金」に使えるポイントや仮想通貨を付与する。

 県は十二月二十二日まで、微小プラスチック問題を議論するコーナーを設置。その後は二カ月ごとに話題を変えるという。担当者は「世界的な問題でも、身近なところから考えてもらえれば」と話す。県は賛同が多かった意見について実現可能性などを検討し、同コーナーに見解を発表する。

 伊藤社長は「アプリ内での議論がもとで政策が決まれば、政策形成過程が透明化される。利用者の行政や政治への意識も高まる」と話している。

 

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