東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

横浜駅西口エリア 帷子川から元気に 「水上ラグビー」などイベント続々

幸川に浮かべた台船の上で披露された「水上ラグビー」=横浜市西区で

写真

 横浜駅西口(横浜市西区)周辺を流れる帷子(かたびら)川と支流の幸(さいわい)川を新たな観光資源にしようと、地元の企業や商店街などでつくる一般社団法人「横浜西口エリアマネジメント」が工夫を凝らしたイベントに取り組んでいる。カヤック体験や水上交通の社会実験のほか、川に台船を浮かべてラグビーも実施。来月以降も、川の自然を観察する会などを開いて活性化につなげていく。 (志村彰太)

 「以前の帷子川は汚く、遊ぶなど考えられなかった」。相鉄グループや高島屋などで構成する同法人の石幡勝・事務局長は話す。二つの川には高度成長期、生活・工業廃水が流れ込んでいた。それが近年、企業や家庭の意識の高まりなどにより浄化が進み、大幅に水質が改善。二〇〇八年の市の調査で、比較的きれいな水にすむハグロトンボが帷子川の中下流域で初めて確認されるなど、生息する生物も多様化している。

 一方、ここ十年で市中心部の人の流れが変化。同駅東口とみなとみらい地区の開発に加え、西口にあった大型雑貨店や受験予備校が相次いで移転するなどし、若者が減り「西口が寂れるという危機感があった」(石幡さん)。そこで、海や各地につながり無限の可能性を秘める川に着目。市が幸川に設置した防災用の仮設桟橋を活用しようと思い付いた。

 一四年から毎年、夏祭りとクリスマスの時期にカヤックやボートの乗船体験会を開き、一六年春には桟橋と帷子川沿いの横浜イングリッシュガーデン(西区)を往復する「定期便」を運航した。

 今年十月には、市内で来年開かれるラグビーワールドカップ(W杯)にちなみ、「水上ラグビー」を開催。人工芝を敷いた長さ十七メートル、幅七メートルの台船で、「ラグビーアイドル」のKAGAJO☆7(カガジョセブン)がミニラグビーを実践して観客を沸かせた。石幡さんは「まだ小粒のイベントが多いが、試行錯誤して集客の核にしたい」と話した。

 船上から二つの川の自然を観察し、水面のごみを拾う「横浜西口 自然観察&クリーンアップ カヤックツアー」が12月1日と来年1月19日、3月23日に開かれる。各回定員6人で参加費1000円。申し込みは同法人のホームページから。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報