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【神奈川】

スカーフの魅力を同世代にもPR 関東学院大の学生 シルク博物館でファッションショー

スカーフを使った衣装を合わせる学生=横浜市金沢区の関東学院大で

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 かつて、生地を加工して製品を完成させる染色工場が多く立地していたことから「横浜の地場産業」ともいわれるスカーフの魅力を知ってもらおうと、関東学院大の学生が十六日、シルク博物館(横浜市中区)でファッションショーを開く。学生は「同世代にスカーフの良さを知ってほしい」と意気込んでいる。 (志村彰太)

 スカーフは幕末の開港から高度成長期にかけ、外貨獲得のため横浜港から欧米に輸出された。近年は輸入品に押されているものの、現在も「横浜スカーフ」のブランドで製造が続いている。

 同大人間共生学部の山崎稔恵(としえ)教授(服飾史)は二〇一〇年から毎年、同館でスカーフの意匠の変遷を伝える展覧会を開いている。一三年に同館から「展示に合わせてファッションショーをやってほしい」と依頼され、所蔵品を学生が身に着けたショーを開くようになった。

 今年の参加者は男性三人を含むゼミの三年生十二人。市内の染色工場や同館を見学するなどして横浜と絹織物の関係を学び、十一月からはショーで着る衣装のデザインをしている。

 「四枚重ねたらどう?」「浴衣の帯と組み合わせたらかわいい」。十一日は学生六人が大学に集まり、複数のスカーフを結び合わせたり、縫ったりし、ドレスや髪留めなどのデザインを練っていた。「学生の自由な発想が既存の概念を超えていて面白い」(山崎教授)として、スカーフの結び方などはあえて教えないという。

 リーダーの外崎(とのさき)佳奈さん(21)は、黒が基調の植物柄スカーフをスカートのように腰に巻いて出演する。「首に巻くイメージしかなかった。実際は羽織るとか、脚に巻いてアクセントを付けるとか、いろんな使い方ができる」と語った。

 ファッションショーは午後二時からで入場無料。問い合わせは同館=電045(641)0841=へ。

 

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