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【神奈川】

戦争に向き合い 音大生 昭和音大で17日公演

自主企画公演の立案、制作などに携わった昭和音大の学生たち=同大アートマネジメントコース企画制作室提供

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 第一次世界大戦の終戦から今年で百年。昭和音楽大学(川崎市麻生区)の学生たちが平和への願いを込めて企画した公演が十七日、学内で開かれる。大戦が始まった一九一四年に作られた、フィンランドの作曲家シベリウスの「5つの小品Op・75『樹の組曲』」などの楽曲が演奏される。 (安田栄治)

 公演は「未来への架け橋〜音楽家たちが生きた時代から〜」。アートマネジメントコースに在籍する三年生十五人が授業の一環として、企画立案から制作、広報、営業、チケット販売まで手掛けた。

 発案者の大塚美希さんは「百年の節目の年だから戦争の時代に向き合い、世界平和につながるものを探したら、その一つが二十世紀の音楽でした。音楽家の強い意志を伝えることは私たちにもできると思いました」と話す。

 曲選びにこだわり、百曲近くから厳選した。戦争の世紀といわれる二十世紀。シベリウスの曲のほか、ナチス・ドイツの迫害に遭い強制収容所で命を落としたユダヤ人作曲家シュルホフの「バイオリン・ソナタ」を演奏する。そのほか生誕百年を迎えた米国のバーンスタインの名作「ウエスト・サイド・ストーリー」をアレンジした室内楽版など全五曲が予定されている。

 出演者は同大准教授の飯田佐恵さん(ピアノ)や同大講師の堀川豊彦さん(クラリネット)、早稲田桜子さん(バイオリン)、石橋衣里さん(ピアノ)ら七人。大塚さんは「ソロやアンサンブルなので演奏者の表情もよく分かります。作曲家の意志とともに演奏者の思いも感じてほしい」と話している。

 会場は南校舎五階ユリホール。開演は午後七時(開場六時半)。入場券は一般二千五百円、学生千円、全席自由。問い合わせは同コース企画制作室=電044(959)5121(平日の午前十時から午後五時まで)=へ。

 

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