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【神奈川】

サンタが贈る善意の絵本 川崎の子育て支援センターXマス会で

サンタの衣装で絵本を手渡す小松さん=中原区で

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 各家庭で読まれなくなった絵本の寄付を呼び掛けていた川崎市中原区の一般社団法人「ビブリオポルトス」代表理事の小松雄也さん(27)は二十日、同区上小田中の市地域子育て支援センターおおとで、親子連れ約五十組に、集めた絵本を贈った。小松さんがサンタクロースに仮装し、子どもたちに一冊ずつ手渡した。 (大平樹)

 この日は、センターのクリスマス会。クリスマスにちなんだ音楽の演奏や演劇があった後、赤と白色の衣装と白色の付けひげ姿の小松さんが姿を見せると、子どもたちから歓声が上がった。未就学児が読みやすいように、判型の小さい絵本をあらかじめ選んだ小松さんが、一人一人に手渡した。受け取った本を早速広げる子どももいた。

 同区の吉田香澄さん(30)は、長女の直央(なお)ちゃん(3つ)が絵本を受け取ると、「自分で選ぶと偏ってしまう。ずっと同じ本を読むより、寄付を通じて地域で本が回れば、多くの種類を読める。自分も寄付できたらいい」と話した。

 読書啓発を進めてきた小松さんは、地域の保育園などに絵本を贈ろうと、読まれなくなった絵本の寄付を呼び掛ける活動を今年夏に開始。活動を報じる本紙記事を見た人など市内外の約二百人から約二千八百冊が集まり、四十カ所の認可保育所と十二カ所のわくわくプラザに絵本を贈った。

 小松さんは取材に「集まった量に自分でもびっくりした。広い範囲から寄付があり、地域での広がりを感じた」と話した。来年夏ごろに活動を再開する予定だ。

 

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