東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 1月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

ダイエー横浜西口店 来月11日閉店 惜しむ声

約半世紀の歴史に幕を下ろすダイエー横浜西口店=横浜市西区で

写真

 長年にわたり住民らに親しまれてきた「ダイエー横浜西口店」(横浜市西区)が来月十一日、入居する建物の老朽化に伴う建て替えのため閉店する。前身のスーパー「サンコー」時代から数えて約半世紀の歴史に幕を下ろすことになり、利用客からは「便利だったのに」「寂しくなる」などと惜しむ声が上がっている。 (鈴木弘人)

 建物ができたのは、高度成長期真っ盛りの一九六八年。横浜駅西口の開発により相模原市に移転した権田金属工業の工場の跡地に、同社と日本住宅公団=現・都市再生機構(UR)=が共同で建設した。新館を増築した七二年にダイエーになった。

 現在、本館は一〜二階がダイエーなどで三〜十階はURの賃貸住宅。連絡通路でつながる七階建ての新館には書店やCD店などが入る。売り場の延べ床面積は約一万一千四百平方メートル。

 同駅西口で生鮮品を豊富に備えている店は少なく、ダイエーは貴重な存在とされた。「生活の基盤だった」と近くに住むパート従業員原洋子さん(55)。加藤倭民(かずたみ)さん(75)=同市港北区=は通勤途中に利用し、品ぞろえが良いのが気に入って二十年以上通っていた。「商品の配置も分かっていて愛着があるのに残念です」と名残惜しそうに話した。

 権田金属工業とURによると、建物の解体工事は四月に開始。二〇二三年ごろの完成を目指し、本館の場所に商業施設、新館の場所に賃貸用住宅を建てる。ダイエーは来月十一日まで閉店セールを実施している。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報