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【神奈川】

「大山こま」でギネス挑戦 9日、伊勢原でイベント

ギネス記録挑戦に使うこまを手に持つ、市イメージキャラクターのクルリン=伊勢原市役所で

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 伊勢原市で九日、伝統工芸品「大山こま」を使って、「同時にこまを回した最多人数」のギネス世界記録に挑戦するイベントが行われる。市民らは昨年十一月から各小学校の体育館で講習会を重ね、本番に備えている。

 地元商工会青年部が創立五十周年を記念して、「伝統工芸の良さを再発見しよう」と企画した。一斉にこまを回し、十秒以上回した人数を数える。現在の記録は八百九十一人。二〇一六年十一月、愛知県北名古屋市で九百七十七人が参加して達成している。

 今回の目標は、市内にそびえる大山の標高一、二五二メートルにちなみ、千二百五十二人。小学生以上の約千三百五十人が参加する。使うのは直径約三・五センチの大山こま。市内の小学校体育館など五カ所の会場で午後三時半に同時に実施し、成功した人数を合計する。

 「大山詣(まい)り」が盛んになった江戸中期から、大山こまは金回りが良くなるなど縁起物として人気を集め、代表的な土産物になっている。しかし、昭和三十年代の最盛期に三十人いた職人は五人まで減少。商工会青年部は「伝統技術が将来に引き継がれるように願いを込め、世界一を目指す」と記録達成に期待を寄せている。 (吉岡潤)

 

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