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【神奈川】

誰でも楽しめる「ピックルボール」 横浜と町田で普及取り組み

ピックルボールを楽しむメンバー=横浜市緑区で

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 米国発祥のスポーツ「ピックルボール」の普及に、横浜市緑区などを拠点に活動するチームが取り組んでいる。ほぼテニスと同じルールながらそれほど激しくなく、子どもからお年寄りまで誰もが楽しめるのが特長。チームの関係者は「気軽に参加して」と呼び掛ける。 (福浦未乃理)

 「パコーン、パコーン」という高い音を立てて、ボールがコートを行き来する。緑スポーツセンター(緑区)で「ヨコハママチダピックルズ」のメンバーが練習に励んでいた。

 「ルールも打ち返すのも簡単。三十分もあればできるようになる」と説くのは代表の紙谷正人さん(39)=同市港北区。ボールに複数の穴が開いているため空気抵抗がかかり、スピードが遅い。パドルと呼ばれるラケットは約二百三十グラムと軽い上に柄が約十二センチと短く、ボールを捉えやすい。

 紙谷さんは三年前に友達に誘われ、東京都八王子市にあるチームの練習に参加。ラリーが続くのが楽しく、試合では得点も決めた。習得が難しいカーブなどのテクニックを身に付けようとしているうちにのめり込み、「面白さを他の人にも伝えたい」と二〇一七年六月にチームを設立。現在は町田市のチームと合流し、十〜八十代の五十四人が所属している。

 メンバーは、ほとんどスポーツをやったことがない人からテニスやバドミントンの経験者までさまざま。稲葉涼美さん(58)=東京都世田谷区=はテニスで肩をけがし、プレーするのを諦めていたところ、ピックルボールに出合った。スマッシュを打つ「爽快感が好き」と話す。紙谷さんは「皆で楽しめるのが魅力。ボールを打つ時の音も気持ちいい」と語った。

 チームは原則土日祝日に緑区と東京都町田市で練習し、出張で講習も行う。問い合わせは紙谷さんのメール=yhpickles@gmail.com=へ。

<ピックルボール> 1967年に米国で発祥。バドミントンと同じ広さのコートに高さ90センチのネットを張り、ボールを打ち合う。ダブルスが主流で、11点先取した方が勝ち。ネットから210センチの範囲ではボレー禁止といったルールがある。日本ピックルボール協会によると、2015年に全米王者だったダニエル・ムーア選手が東京都八王子市を訪れて紹介したのをきっかけに普及が進み、国内の競技人口は約1500人。

 

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