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【神奈川】

史跡の整備順や活用、専門家から助言得る 鎌倉市が本年度中に初会合

 多くの史跡が立地する鎌倉市は、史跡の保存活用や整備の優先順位などに専門家の知恵を取り入れるため、「史跡等整備アドバイザー会議」を新設する。学識経験者ら十人以内の委員を選び、本年度中に初会合を開く。

 市内の史跡は、国指定三十一件、県指定二件、市指定九件の計四十二件。市によると、うち二十一件を市が管理している。しかし、「大町釈迦(しゃか)堂口遺跡」や「北条氏常盤亭跡」(いずれも国指定)など八件は、整備・公開が済んでいない。

 史跡の指定を受けてから発掘調査や整備を経て公開に至るまでは通常、長い年月を要する。たとえば国指定史跡「永福寺跡」(二階堂)が指定を受けたのは、一九六六年。保存管理計画の策定に始まって発掘調査、整備を終え、公開されたのは二〇一七年と、半世紀もかかった。

 市は、史跡の保護を図りつつ暫定的に公開できないかなど、現状でも市民に親しんでもらう方策を立てるため、アドバイザー会議で知恵を出してもらう。 (北爪三記)

 

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