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【神奈川】

“おひるね”みかんジュース 松田町の遊休農地から誕生

ジュースを手にする(左から)小山田さん、武田さん、本山町長=いずれも松田町で

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 松田町の遊休農地のミカンを使った新商品「まつだ おひるねみかんジュース」が誕生した。一つ一つ手作業で皮をむき、搾汁した果汁100%。何も加えず、農薬や除草剤も使っていない。町内で開催中の「寄(やどりき)ロウバイまつり」や9日に始まる「まつだ桜まつり」の会場などで購入できる。 (西岡聖雄)

 自然エネルギーの地産地消などを目指す町内の合同会社「F&Eあしがら金太郎電力」と町が協力し、商品化した。担い手不足で耕作放棄地になる寸前のミカン畑(6000平方メートル)を同社が借り、ボランティアらが年末年始に収穫した。

 180ミリリットル入り300円。瓶に貼られた寝顔のようなミカンの絵柄は、小田原市の県立小田原東高3年武田莉紗さん(18)がデザインした。「ストレート果汁は苦手だけど、このジュースは酸味が抑えられおいしい」とPRする。

武田さんがデザインしたミカンの絵柄

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 「おひるね」は、遊休農地を指す。同社代表の小山田大和さん(39)は5年前から、耕作放棄された小田原市のミカン畑を同じ手法で再生し、ミカンジュースを企画・販売してきた。取り組みに注目した町は、同社に町特産品開発の補助金(20万円)を交付し、事業は松田にも広がった。

 小山田さんは「ミカン畑を素人が保全し、生まれたジュース。販路を確保して生産量を増やしたい」と意欲を燃やす。本山博幸町長は「町のあらゆるイベントで売りたい」と語る。

 まつだ乾杯推進協議会長で、町飲食店組合顧問の飯田勝宏さん(74)も「地酒だけでなく松田産ジュースによる乾杯機運を高め、組合加盟全店舗にこのジュースを置きたい」と応援している。問い合わせは同社=電0465(20)3799=へ。

 

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