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【神奈川】

ゆかりの小田原市に遺品2000点寄贈 脚本家・助監督の廣澤栄さん長男

寄贈品を加藤市長(右)に説明する厚さん=小田原市で

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 小田原市出身の脚本家・助監督の廣澤栄(ひろさわえい)さん(一九二四〜九六年)の長男で会社員の厚さん(56)が十五日、市役所を訪れ、映画やテレビ、演劇関係の資料二千点を市立図書館へ寄贈した。廣澤さんは五五年まで小田原で暮らし、黒澤明監督らの助監督を務めたほか、多くの作品の原作や脚本を手掛けた。

 主な寄贈品は、黒澤映画の代表作「七人の侍」と、貧しさから東南アジアに渡り体を売った女性を描いた映画「サンダカン八番娼館望郷」の脚本と写真、映画「雪国」の資料、テレビドラマ「水戸黄門」の制作記録と「大岡越前」の脚本、映画俳優や女優との書簡など。

 小田原空襲を描いたスケッチブックや市民劇団こゆるぎ座で上演した演劇「天佑丸」などの原稿、舞台写真といった小田原にまつわる資料も多い。

 厚さんは加藤憲一市長に目録を贈呈。「文化を大事にする小田原市は、父の思い出が詰まった遺品も大切にしてくれると思う」と語った。市は近く市立図書館で希望者への閲覧を始め、企画展などを検討していく。 (西岡聖雄)

 

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