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【神奈川】

「未病改善」の保険開発へ 民間8社連携 個人と企業向けに

 武田薬品工業湘南研究所(藤沢市)にある企業連携拠点「湘南ヘルスイノベーションパーク」は二十六日、同社と保険会社など八社が協力し、病気になる前から対策を取る「未病改善」を目的とした保険商品の開発に乗り出すと発表した。新年度、試験的に藤沢、鎌倉両市の企業に加入してもらい、健康改善の度合いを計測。効果が見込めれば本格的に販売する。

 新商品の顧客を「メタボリック症候群の四十代男性」と想定し、個人向けと企業向けの二種類を考案。通常と違って保険金の支払いはなく、保険料をもらう代わりに健康増進プログラムを提供する。

 個人向けは、健康状態が改善すると好きなプロスポーツチームやアイドルグループのグッズがもらえるなどする。企業向けは、従業員の病欠などが減って業績が向上したり、健保財政が改善したりした金額に応じて保険料が減る。逆に状況が悪化すれば増える。

 八社は、同パークが昨年十二月に未病に関連したビジネスの創設を目的につくった「湘南会議」に参加。競合、異分野を問わず、さまざまな企業が互いの得意分野を出し合って画期的な商品を生み出すことを目的にし、両市と県もオブザーバーとして加わっている。

 同会議は今後、認知症の改善に向けて新たな参加企業を募集する。同パークの藤本利夫ゼネラルマネジャーは「スピード感を持って新ビジネスを展開していく」と話した。 (志村彰太)

 

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