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【神奈川】

「北斎の筆遣い堪能して」 鎌倉国宝館 肉筆浮世絵の掛け軸など40点

葛飾北斎らの肉筆浮世絵が並ぶ特別展=鎌倉市で

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 葛飾北斎を中心とする肉筆の浮世絵を集めた特別展が、鎌倉市雪ノ下2の鎌倉国宝館で開かれている。肉筆浮世絵は、版画と異なり1点もの。細やかな筆致で描かれた色鮮やかな掛け軸作品など約40点が並ぶ。4月21日まで。

 展示は、肉筆浮世絵の収集に力を注いだ故・氏家武雄さんと市が協力し、1974年に同館内に設置された「氏家浮世絵コレクション」171点の一部。浮世絵の草創期から幕末まで各浮世絵師の代表的な肉筆作品をそろえ、今年は米国のワシントン・ナショナル・ギャラリーに2点を出品する。

 展示作品のうち、北斎の「小雀(こすずめ)を狙う山かがし図」は、ヘビの質感まで緻密に表現されている。北斎がタコや春日山の鹿を描いた作品などもあるほか、人のさまざまな表情や十二支、風景などを絵手本として描いた画集「北斎漫画」の版本も並ぶ。内藤浩之副館長(53)は「さまざまなテーマで描かれた北斎作品の筆遣いを堪能してもらえたら」と話す。

 月曜休館で観覧料は一般400円、小中学生200円。3月29日午後5時15分〜7時、会場で長唄などを併せて楽しむ催し「浮世絵&三味線〜江戸の音風景」も開かれる。参加無料で申し込み先着25人。問い合わせは、同館=電0467(22)0753=へ。(北爪三記)

 

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