東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 3月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

茅ケ崎市と寒川町が消防業務を統合へ 財政負担を軽減、3年後目指し準備

消防広域化に期待を寄せる佐藤市長(右から2人目)と木村町長(同3人目)=茅ケ崎市役所で

写真

 茅ケ崎市と寒川町は二〇二二年四月から、消防業務を統合する。市消防本部が両市町を管轄し、市町境での現場到着時間の短縮、車両や人員などの一元化による財政負担の軽減を見込む。事務委託の協議書に調印した佐藤光市長と木村俊雄町長は、消防広域化の効果に期待を寄せた。

 計画によると、町の消防職員も市が任用し、人件費などの経費は両市町で負担する。それぞれが保有する化学車や救助工作車は、将来的に一台に統合する。現在は一署だけの町内に新たに出張所を設け、一本部一署二分署五出張所体制とする。

 両市町は一六年二月、一一九番を一括して受ける指令業務の共同運用を始め、広域化を検討してきた。今回、県から「消防広域化重点地域」に指定され、財政支援を受けながら三年後の広域化に向け準備していく。

 県内で複数の自治体にまたがる広域化の先行例に、小田原市と周辺一市五町、厚木市と清川村、横須賀市と三浦市がある。大井町幹部によると「応援要請しなくても小田原市から出動してくれるスケールメリットで、火災の一報で現場に来る消防車の数がざっと倍増し、火災への初期対応力が格段に増した」という。

 佐藤市長は「一足す一が、三にでも四にでもなるように市民、町民の安心をしっかり守っていきたい」と強調。木村町長は「超高齢化社会で安心して住み続けられる地域づくりに消防の広域化は不可欠」と期待した。 (吉岡潤、西岡聖雄)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報