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【神奈川】

ボディーボード日本人初・世界チャンピオン 茅ケ崎の鈴木彩加選手、市役所で喜びの報告

「メンタルが大切」と語る鈴木選手=茅ケ崎市役所で

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 ボディーボードの世界最高峰ツアーで昨年、日本人で初めて年間チャンピオンに輝いた茅ケ崎市出身の鈴木彩加(あやか)選手(23)が9日、市役所を訪れた。佐藤光市長らに「茅ケ崎で生まれ育って、たくさんの人に応援してもらったからこそ、タイトルがとれた。感謝している」と笑顔で語った。 (吉岡潤)

 ボディーボードは、サーフィンより短いボードに腹ばいになって波に乗る。回転や方向転換などの技を披露し、完成度や難度を採点する。一九七〇年代にハワイで考案された。

 二〇一八年世界ツアーは五〜十月、四戦が組まれ、うち成績上位三戦の総合成績で競った。鈴木選手は初戦で優勝し、第二戦は二位。最終戦は三位となり、スペイン選手とポイントで並んだ。一対一の王者決定戦を制して、海外挑戦八年目で頂点に上り詰めた。

 自宅から海岸まで自転車で約五分。母の恵美子さん(60)がボディーボード愛好者だったことから、八歳でボードに乗り始めた。大会出場を重ね、中学三年だった一〇年、プロに転じた。

 しかし五年間、小さな大会でさえ勝てない状態が続いた。「でも諦めたくなかった」。トレーニング環境を変え、精神面を見直した。今は「強みはメンタル」と言い切る。「試合の八割はメンタルで決まる。自分を信じる。他人と比べない。『海対私』で勝負する」と説く。

 目標は世界ツアー連覇。さらに「将来、五輪種目になり、日本代表で参加できれば」と夢を描く。「サーフィンやボディーボードの競技人口を増やしたい。子供たちにはテクニックより、メンタルの大切さを伝えたい」と語った。

波の上で体とボードを躍らせる鈴木さん=Hoku Vasconcellosさん撮影(ハワイで、鈴木さん提供)

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