東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

一時的大量ごみも収集へ 川崎市、遺品整理など高齢化対応

 社会の高齢化が進んでいることを受け、遺品整理の際など一時的に大量に出るごみも収集の対象にしようと、川崎市が条例の改正を検討している。実現すれば、市民は市の許可業者に依頼して収集してもらうことが可能になる。市は二〇二〇年度から実施する計画で、今年九月の市議会定例会に条例改正案を提出する方針。 (大平樹)

 市によると、粗大ごみの収集は月二回で、収集日の三日前までに市に申し込む。指定日以外の日に粗大ごみを処分したい人は、収集業者に引き取ってもらうことはできないため、市内四カ所の生活環境事業所に自分で持ち込むしかない。

 一人暮らしの高齢者が亡くなって遠方から親族が訪れ、その日のうちに高齢者宅の遺品を整理し、大量に出るごみを処分して帰りたいケースなどに対応するのは難しく、条例を改正することにした。

 計画では、市はごみを出したい人から相談を受け、許可業者を紹介するとともに搬入計画書を提出してもらう。ごみを出したい人は計画書を市に出し、業者に手数料や費用を支払って引き取ってもらう。相談を受けてから引き取りまでに数日かかるという。

 市は業者に対して新たな許可要件をつくり、粗大ごみの運搬に適した収集車を持っているかどうかなどを調べる。

 他の自治体の中には、ごみ処分施設に市民が直接持ち込めるところもあるが、市の担当者によると、市の処分施設は狭く、持ち込みを受け入れる余裕がないという。

 新制度について市は十九日までパブリックコメント(意見公募)を行っている。問い合わせは、市生活環境部廃棄物政策担当=電044(200)2557=へ。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報