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【神奈川】

「天皇制考えるきっかけに」 渡辺謙一監督の2作品上映 横浜シネマリンで27日から

戦後訪れた広島で市民に手を振る昭和天皇(「天皇と軍隊」から(c)英王立戦争博物館)

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 天皇制と日本社会の関係をテーマにドキュメンタリー映画を撮り続けている渡辺謙一監督の2作品が27日〜5月10日、横浜シネマリン(横浜市中区)で上映される。八幡温子支配人(62)は「改元で世の中にお祝いムードが漂っているが、果たしてそれだけで良いのか。節目の時期だからこそ、立場の違いを超えて天皇制とは何かを考える機会を提供したい」と話す。

 「天皇と軍隊」(2009年)は、戦中戦後の昭和天皇の記録映像などに、学徒出陣を経験した政治家や自民党の改憲派の論客、憲法起草に携わった米国人らのインタビューを交えた。戦後に元首から象徴になった昭和天皇と、日本社会の歩みを描いている。

 もう1作は「国家主義の誘惑」(17年)。改憲の国会発議に必要な3分の2以上の議席を改憲勢力が獲得できるか注目された16年7月の参院選を追った。国内外の歴史学者らのインタビューと共に、日本のナショナリズムの源流をたどろうとしている。

 当日券は一般1500円、シニア(60歳以上)・学生1100円、高校生以下800円。5月4日の上映後は国文学者の小森陽一さんのトークイベントが予定されている。上映時間の問い合わせは、横浜シネマリン=電045(341)3180=へ。 (加藤益丈)

 

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