東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

<田中美南のホームタウンかわさき>川崎ウィングス時代 勝つ喜び知り、練習に熱

練習でボールを追いかける川崎ウィングス女子チームの選手たち=宮前区の宮崎小学校で

写真

 暖かさもようやく本物となり、スポーツや旅行に最高の季節がやってきました。女子サッカーのワールドカップ(W杯)フランス大会(六月開幕)や二〇二〇年の東京五輪が迫っているので、気合を入れ、なでしこジャパンの代表争いに挑んでいきたいと思っています。

 私が日本代表を初めて意識したのは小学四年の時。等々力陸上競技場(中原区)で行われた市内の大会の決勝戦でゴールとアシストを決め、延長の末に勝つことができました。

 こんな立派な競技場で試合をして、勝つ喜びを何度も味わいたい。その思いが心に残りました。当時、日テレ・ベレーザが、すごく強くて、そこで活躍をし、なでしこジャパンに入りたいと思いました。

 それからは当時所属していた「川崎ウィングス・フットボールクラブ(FC)」での練習にも熱が入りました。今、FCの理事長を務められている鈴木哲夫コーチが小学校低学年のころの指導者でした。ミスしても怒られたり、厳しく指摘されたりすることはありませんでした。「小さいころは失敗は当たり前。それを恐れず楽しめ」と教えられました。

 低学年のころから男子に交じってプレーしていましたが、男子より気が強く、ボランチ(守備的MF)のポジションで遠慮なく指示を出していたので、時には泣いてしまう男子もいたほどです。

 高学年では諏訪部健コーチにお世話になりました。六年生の時に日テレ・ベレーザの育成組織の入団試験に合格できたのも諏訪部コーチのおかげと思っています。

 毎年、オフには川崎ウィングスの練習場を訪れて子どもたちとボールを蹴るなど交流を続けています。昨シーズンのなでしこリーグで最優秀選手賞を受賞し、コーチや子どもたちにお祝いしていただきました。みなさんが自分のことのように喜んでくださったことが、私の今シーズンの原動力になっています。 (随時掲載)

<川崎ウィングス・フットボールクラブ> 川崎市の高津、宮前両区を中心に活動しているサッカークラブ。小学生の男子や女子、中学女子、一般、シニアなどのチームがあり、コーチを含めると150人を超える。

<たなか・みな> 1994年4月28日生まれ。24歳。川崎市宮前区で育ち、5歳からサッカーを始める。宮前平中時代に日テレ・ベレーザの育成組織に所属。県立百合丘高時代にベレーザに昇格した。ポジションはFWで昨年から主将。昨季のなでしこリーグで3年連続得点王に輝き、最優秀選手賞を受賞。なでしこジャパン日本代表候補。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報