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【神奈川】

横浜で発展 生地プリント技術 デザイナー吉野寛さんが来月1日から企画展

ギャラリーで原画の説明をする吉野さん=横浜市南区で

写真

 横浜のシルク産業と共に発展した生地のプリント技術を知ってもらおうと、模様を考えるテキスタイルデザイナーの吉野寛(かん)さん(48)が自身のギャラリー「OASIS(オアシス)」(横浜市南区)で五月一日から企画展を開く。自らデザインした模様の原画や原版、生地などを展示するほか、作業工程の映像も流す。

 吉野さんは以前、原版を作る会社を家族で経営。原版を使わないインクジェットプリントが主流になり、注文が減った約二十年前、生き残りを図るため独学で勉強して絵を描き始めた。世界遺産の建物などをモチーフにした緻密な図柄が評価され、海外の公募展で入選し、個展も開いた。

 二〇一五年に父親から会社を引き継ぎ、事務所兼工場を昨年七月、カフェを併設したギャラリーに改装。デザインだけでなく、考案した模様をプリントした生地でバッグやスカーフなどを製作している。

 吉野さんは「インクジェットは色がはっきりし、原版は深みが感じられる。原版の方が厚みがあり、触り心地も違うのを知ってもらいたい」と話した。

 企画展は九月下旬までで月、火曜休み。入場料は大人五百円、小中学生三百円。未就学児は入場不可。問い合わせは同ギャラリー=電045(714)1388=へ。

 

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