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【神奈川】

風魔忍者学び、挑め「忍務」 小田原城歴史見聞館を改装「NINJA館」オープン

侵入術を実演するスタッフら=小田原市で

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 小田原城歴史見聞館(小田原市)が、忍術を楽しめる「NINJA館」の愛称で改装オープンした。耐震改修に合わせ、展示内容を一新。五代続いた戦国大名・小田原北条氏を陰で支えた風魔忍者をPRする。(西岡聖雄)

 館内は大きく三ゾーンに分かれる。来場者は、小田原城と風魔忍者の基礎知識を映像で学んだ後、小田原城を救う「忍務」を受け、忍術体験ゾーンに進む。

 小田原を攻める豊臣秀吉方のからくり屋敷に潜入するため、縄などで壁を登る侵入術、池を渡る水術、姿を隠す術などを体験。音を立てると「くせ者」の音声が響くため、忍び足で廊下を歩かねばならない。

 実戦ゾーンでは、大型スクリーンに現れる敵忍者にバーチャル手裏剣を投げて戦う。一回五人まで参加でき、得点も表示される。

 ほかに、明るさで瞳の形が変わる「猫の目」で時刻を把握した忍者の知恵や小道具、全国の忍者集団を紹介。最後の忍者と称した甲賀流の故・藤田西湖(せいこ)が所有していた手裏剣なども展示した。旧日本軍の陸軍中野学校の教官だった藤田は小田原で没し、忍術と武道の膨大な資料が市へ寄贈された。

 奇襲や特殊戦法で人気の忍者だが、担当者は「生きて情報を持ち帰るために争いを避け、最後まで戦わないことを最善とした実像も知ってほしい」と話す。

 入場料は大人三百円など。問い合わせは小田原城天守閣=電0465(22)3818=へ。

 

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