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【神奈川】

混雑時の入場 沿線住民優先 江ノ電鎌倉駅であすまで社会実験

江ノ電鎌倉駅西口に延びる乗客の列=鎌倉市で

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 観光客でにぎわう大型連休中の江ノ電鎌倉駅(鎌倉市)で3日、混雑時の沿線住民らの駅利用に関する社会実験が始まった。改札の外まで乗車待ちの列ができる入場規制が発生した場合、事前に申請した住民は並ばずに改札内に入れるようにする。市が江ノ電の協力を得て5日まで実施する。

 「江ノ電ご乗車の最後尾はこちらでーす」。プラカードを持った誘導員が観光客らに呼び掛ける。青空が広がった3日の昼ごろ、同駅西口には約50メートルの列ができていた。

 実験は、大型連休中の混雑が沿線住民の日常生活に影響するとして、一昨年5月に初めて実施。対象地域に在住・在勤・在学の人から申請を受け、1200枚の証明書を発行したが、実施日(6日)の入場規制はなかった。昨年は実施日(3〜4日)の4日に入場規制があり、証明書の発行を受けた1471人のうち85人が利用した。

 アンケートで寄せられた声などを受け、今年は期間を3〜5日に、対象住民も和田塚−腰越駅沿線にいずれも拡大。2811人が証明書を受け取っている。

 市によると、昨年は証明書の利用で最大18分、待ち時間が短縮された。乗車待ちの列に並んだ観光客へのアンケートでは「理解できる」と「おおむね理解できる」が計76.3%に上った。市の担当者は「観光客の理解があって成り立つ実験。今年もできるだけ多くアンケートを取り、考えを確かめたい」としている。 (北爪三記)

 

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