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【神奈川】

葉山の文化、次世代へ

◆旧東伏見宮葉山別邸を特別公開 11、12日アート展

 国の登録有形文化財に指定されている葉山町堀内の「イエズス孝女会修道院旧館(旧東伏見宮葉山別邸)」が十一、十二日、特別公開される。町内を中心とする作家らのアート作品を展示し、貴重な建築と合わせて楽しんでもらう。

 十九日まで開催中の「第二十七回葉山芸術祭」の一環。アートで町を盛り上げようと活動する「葉山 ART WALK」が、地元の文化や建物を再発見してほしいと企画した。

 同別邸は一九一四(大正三)年に完成。木造二階建てで、白を基調とする洋館だ。館内に絵画や写真、彫刻計約五十点を並べるほか、二〇一六年に他界したデザイナー内田繁さんの茶室も登場する。事務局の清水衣里さん(41)は「美しい洋館建築と現代アートが融合し、古いものと新しいものが交流して今後につながれば」と期待する。

 入場は午前十一時〜午後六時半、料金はチベットのミルクティー付き五百円、中学生以下無料。京急バスの向原停留所から徒歩一分。問い合わせは事務局=メールhayama.artwalk@gmail.com=へ。(北爪三記)

◆「臨御橋」架け替えプロジェクト 町がスタート寄付や思い出募る

 葉山町は、葉山御用邸前の海岸にある「臨御(りんぎょ)橋」の架け替えプロジェクトを始めた。改元を契機に、工事費に充てる寄付や橋にまつわる思い出を募り、老朽化が進む橋を次代につなぐことにした。

 橋は一九六八(昭和四十三)年に町が建設。長さ三十三メートル、幅四メートルのコンクリート製で、御用邸の中を流れる下山川の河口付近に位置し、一色海岸と長者ケ崎・大浜海岸を結ぶ。欄干の色から「赤橋」とも呼ばれ親しまれるが、橋脚のコンクリートの欠損など傷みが目立ち、町の調査でも「早急な補修や撤去が必要」とされていた。

 プロジェクトは、橋を町のシンボルの一つとして残そうとスタート。工事費は二億円以上と見込まれ、二〇二〇年十二月までふるさと納税や指定寄付を呼び掛ける。集まった思い出はプロジェクトの周知などに活用する。本年度に測量などを始め、二三年の完成を目指す。 (北爪三記)

架け替えプロジェクトが始まった臨御橋=葉山町で

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