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【神奈川】

芦ノ湖畔染める巨大ツツジ 箱根「山のホテル」3000株 週明け見頃

巨大なツツジが彩りを添える庭園=箱根町で

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 箱根町の芦ノ湖畔にある「小田急 山のホテル」の庭園で、巨大ツツジが見頃を迎えた。起伏がある地形を利用し、富士山へ駆け上がり、芦ノ湖に流れ込むように植樹。一番の見頃は週明けで、来週末にかけて絶景を演出していく。

 三菱財閥4代目総帥の岩崎小弥太(こやた)が、明治末期に各地から集めた3000株で、大きいものは高さ3メートルある。ピンクと赤が開花し、今後は紫、白の順にほころぶ。来週末からは300株のシャクナゲの花も楽しめる。

 ホテルは新潟県立植物園の倉重祐二園長に依頼し、2016年から庭園で学術調査を実施。30種と考えられていたツツジの中に、別の品種が含まれていることが分かった。淡紅に濃い紅の絞りが特徴の「飛鳥川(あすかがわ)」、緑が不規則に切れ込む白い「白錦(しろにしき)」など15種は江戸や明治時代に栽培され、現在は古い庭園などにしかないという。

 20種とされていたシャクナゲのうち12種も、同様に古い別の品種だった。一部の品種の説明板にQRコードを付け、スマートフォンで開花写真を見られるようにしている。

 ホテルは余った料理や客の食べ残しを無駄にせず、堆肥化するシステムを08年に確立。塚本多美子支配人は「食材や庭園、全てに感謝する心でお客さまを迎えたい」と話す。

 ツツジの開花期間中は800円の見学料が必要。倉重園長がホテル内で15日午前11時から、調査結果を説明する。入場無料。問い合わせは山のホテル=電0460(83)6321=へ。 (西岡聖雄)

 

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